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asa(あさ)
映画が大好きな28歳会社員

年間300本程度の映画作品(洋画がほとんど)を鑑賞している映画好きです◎

アカデミー賞で輝く俳優・女優の姿に感動し、アカデミー賞などの映画賞をもとに映画の魅力を発信しています。

【大胆予想】2023年第95回アカデミー賞ノミネート作品紹介!本命作品を予想してみた!

1月 24日22時30分(日本時間)に2023年第95回アカデミー賞のノミネートが発表されました!

各部門で混戦が予想される今回、果たしてそれぞれどの作品が受賞するのか、非常に気になりますね。

まだ日本で公開されていない作品も多いですが、アカデミー賞授与式までに公開される映画も多いので、ノミネートの段階でチェックして公開を迎えることでよりアカデミー賞を楽しめるでしょう。

asa(あさ)

アカデミー賞が近づくと映画館が盛り上がります!

今回の記事では、2023年第95回アカデミー賞のノミネート作品を紹介し、それぞれの部門における本命予想をしています。

こんな人におすすめ
  • 2023年アカデミー賞のノミネート作品が知りたい!
  • どの作品が受賞するのか予想したい!

それぞれ興味深い内容になっていますので、ぜひチェックしてみてください!

それでは、いってみましょう!

2023年第95回アカデミー賞の結果は以下の記事からチェック

目次

作品賞 ノミネート作品

☆大本命 ◎有力候補 ◯可能性あり

スクロールできます
西部戦線異状なし
アバター ウェイ・オブ・ウォーター
イニシェリン島の精霊
エルヴィス
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
フェイブルマンズ
TAR ター
トップガン マーヴェリック
逆転のトラアングル
ウーマン・トーキング 私たちの選択

解説:作品賞は大本命が強い!

最初、作品賞の大本命は『イニシェリン島の精霊』と『フェイブルマンズ』だと予想していました。
なぜなら、かねてから本命と言われ続けたこの二作品は、ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞し、他の前哨戦でも大きく結果を出していたからです。

しかし、直前になり大本命を超える存在になりつつあるのが『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』です。

ゴールデングローブ賞は逃したものの、他の映画賞において圧巻の成績を残し、一気に主役に躍り出ました。

“マルチバース”という注目度の高いテーマに加えて、個性豊かなキャスト陣、そして圧巻の映像体験、どれをとっても一級品な作品に仕上がっており、作品賞受賞の大大本命とまで言っていいでしょう。

その他には、『西部戦線異状なし』も有力です。
Netflixオリジナル作品として、英国アカデミー賞では最多7部門を受賞し、今回のアカデミー賞でも9ノミネートと、ノミネート数を伸ばしてきました。

昨年惜しくも逃した『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の雪辱を晴らし、初の栄冠をNetflixにもたらすのか、期待しましょう。

その他、個人的には興行収入で話題になっている『トップガン マーヴェリック』と『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』の躍動を見てみたいと気持ちもあります。

監督賞 ノミネート作品

☆大本命 ◎有力候補 ◯可能性あり

スクロールできます
マーティン・マクドナー – 『イニシェリン島の精霊』
ダン・クワン&ダニエル・シャイナート – 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
スティーブン・スピルバーグ – 『フェイブルマンズ』
トッド・フィールド – 『TAR ター』
リューベン・オストルンド 『逆転のトライアングル』

解説:監督賞は作品賞とセット!?

作品賞とセットの印象が強い監督賞ですが、やはり『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のダン・クワンとダニエル・シャイナートが最有力ですね。

ダニエルズと呼ばれる彼らは、前哨戦でのスピーチなども話題を集めており、良い印象を残したままアカデミー賞に臨みます。

その他には、『フェイブルマンズ』のスティーブン・スピルバーグ監督が有力なのではないかと思います。
スティーブン・スピルバーグ監督は、ゴールデングローブ賞で監督賞を受賞し、自身三度目のアカデミー賞監督賞に手をかけている状態です。

あとの三作品のどれが受賞してもおかしくないですが、中でも有力なのは『イニシェリン島の精霊』のマーティン・マクドナーですね。

なかなか予想が難しいですが、作品賞の行方が決めるといっても過言ではない監督賞ですので、作品賞の候補と合わせて予想するのがいいでしょう。

脚本賞 ノミネート作品

☆大本命 ◎有力候補 ◯可能性あり

スクロールできます
イニシェリン島の精霊
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
フェイブルマンズ
TAR ター
逆転のトライアングル

解説:脚本賞は混戦が予想される

監督賞と全く同じラインナップとなった脚本賞は、『イニシェリン島の精霊』が本命ではないかと予想します。
ゴールデングローブ賞、ヴェネツィア国際映画祭という主要な場で脚本賞を受賞しており、2月に控える英国アカデミー賞でも脚本賞にノミネートされています。

ただノミネート作品を見てみると、当たり前ですが、どれも話題性も含めて脚本への注目も高いものばかりです。

マルチバースをテーマにした『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、新進気鋭の映画会社A24ならではの時代感を感じる一作です。

カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『逆転のトライアングル』は、非常に風刺の効いた作品になっています。

作品賞本命の『フェイブルマンズ』は、スティーブン・スピルバーグ監督自身の人生を振り返っています。

ロサンゼルス映画批評家協会賞で作品賞と脚本賞を受賞した『TAR ター』は、狂気に満ちた指揮者を描いています。

どれも甲乙つけがたい脚本賞ですが、順当に『イニシェリンの精霊』の行方を追いたいと思います

脚色賞 ノミネート作品

☆大本命 ◎有力候補 ◯可能性あり

スクロールできます
西部戦線異状なし
ナイブズ・アウト:グラス・オニオン
生きる LIVING
トップガン マーヴェリック
ウーマン・トーキング 私たちの選択

解説:脚色賞は一強?

小説や舞台がもととなっている作品の脚本に贈られる脚色賞ですが、『西部戦線異状なし』が本命ではないでしょうか。

作品賞でも有力候補である本作品は、第一次世界大戦の戦場を描いたものであり、そのリアルさと歴史を描き切ったことで高く評価されました。

話のみならず、撮影系の賞にも多数のノミネートされており、作品としての臨場感が加わり脚本がより際立った作品になっています。

その他で注目したいのは、『生きる LIVING』です。

日本出身で、現在はイギリス人であるカズオ・イシグロが脚本賞をつとめており、70年前に公開された日本の不朽の名作を再びスクリーンに甦えらせました。
『生きる』のエッセンスを残しつつ、イギリスを舞台にオリジナルを織り交ぜた本作品にも期待したいですね。

その他の三作品もどれもいい作品ですが、脚色賞においては、この二作品に注目しています。

主演男優賞 ノミネート作品

☆大本命 ◎有力候補 ◯可能性あり

スクロールできます
オースティン・バトラー – 『エルヴィス』
コリン・ファレル – 『イニシェリン島の精霊』
ブレンダン・フレイザー – 『ザ・ホエール』
ポール・メスカル – 『Aftersun』
ビル・ナイ – 『生きる LIVING』

解説:新たなスターが生まれるかも!

注目の主演男優賞は、『エルヴィス』のオースティン・バトラーが大本命ではないでしょうか?

エルヴィス・プレスリーを演じた彼は、高い評価を獲得しゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞しました。
2019年の『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックのときのように、若き才能が輝くことになるかもしれません。

『イニシェリンの精霊』のコリン・ファレルも非常に有力でしょう。

オースティン・バトラー同様、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞し、ヴェネツィア国際映画祭でも主演男優賞に輝いています。

さらには、放送映画批評家協会賞を受賞し涙のスピーチをした『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザーや、英国アカデミー賞でも主演男優賞にノミネートされている『生きる LIVING』のビル・ナイにも目が離せません。

主演女優賞 ノミネート作品

☆大本命 ◎有力候補 ◯可能性あり

スクロールできます
ケイト・ブランシェット – 『TAR ター』
アナ・デ・アルマス – 『ブロンド』
アンドレア・ライスボロー – 『To Leslie』
ミシェル・ウィリアムズ – 『フェイブルマンズ』
ミシェル・ヨー – 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

解説:主演女優賞は一騎打ち!

主演女優賞は、TAR ター』のケイト・ブランシェットと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨーの一騎打ちになるのではないでしょうか。

お二人ともゴールデングローブ賞を受賞し、様々な映画賞の場で他を圧倒しています。

特に、ヴェネツィア国際映画祭や放送映画批評家協会賞で主演女優賞を受賞し、圧巻のパフォーマンスを見せるケイト・ブランシェットにやや傾いているようにも思えます。

しかしながら、最多ノミネートとしての注目度、評価を考えると、ミシェル・ヨーが劣っているとも思えません。
自身三度目を狙うケイト・ブランシェットか、ミシェル・ヨーが新星となるか、注目が集まります。

その他は、Netflixオリジナル作品『ブロンド』でマリリン・モンローを演じたアナ・デ・アルマスや、『フェイブルマンズ』のミシェル・ウィリアムズも有力ではあるものの、上のお二人を押し除けるのは難しいように思えます。

助演男優賞 ノミネート作品

☆大本命 ◎有力候補 ◯可能性あり

スクロールできます
ブレンダン・グリーソン – 『イニシェリン島の精霊』
ブライアン・タイリー・ヘンリー – 『その道の向こうに』
ジャド・ハーシュ – 『フェイブルマンズ』
バリー・コーガン – 『イニシェリン島の精霊』
ジョナサン・キー・グァン – 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

解説:助演男優賞は感動の一幕となる?

助演男優賞は、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のジョナサン・キー・クァンが本命だと予想します。

ゴールデングローブ賞での感動的な受賞スピーチで話題を呼びましたが、他にも放送映画批評家協会賞を受賞し、そのパフォーマンスは他を寄せ付けない評価を受けています。

アカデミー賞の場で再び感動のスピーチが聞けること、期待したいですね!

他には、『イニシェリンの精霊』からは唯一二名ノミネートされております。
ブレンダン・グリーソンとバリー・コーガンは仲間として賞を争うことになりますが、どちらが受賞しても初受賞となるので要注目です。

助演女優賞 ノミネート作品

☆大本命 ◎有力候補 ◯可能性あり

スクロールできます
アンジェラ・バゼット – 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
ホン・チャウ – 『ザ・ホエール』
ケリー・コンドン – 『イニシェリン島の精霊』
ジェイミー・リー・カーティス – 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
ステファニー・シェー – 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

解説:主要部門では最も予想が難しい

助演女優賞は、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のアンジェラ・バゼットに軍配が上がるのではないかと予想します。

ゴールデングローブ賞の受賞に加えて、放送映画批評家協会賞でも受賞し、ノミネートの中からは一歩リードしているように思えます。

しかしながら、助演女優賞は非常に予想が難しいです。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』からジェイミー・リー・カーティスとステファニー・スーのお二人が、同作品からノミネートされており、同作品は前哨戦で軒並み高い評価を集めているので、受賞する可能性は十分にあります。

主演女優、助演男優、助演女優にノミネートと、非常にキャラクターの魅力と優れたパフォーマンスを見せる作品になっていますよね。

その他部門のノミネート作品一覧

主要部門は詳細に解説しましたが、ここからはノミネート作品名のみを紹介します。

主要部門と比較すると注目度が高くないものの、これらも要チェックです!

解説:押さえておきたいのは撮影系と歌系

主要以外の部門では、その年によって注目すべき部門が変わりますが、今回は撮影系の部門と歌系の部門に注目したいですね。

撮影系の部門(撮影、視覚効果、編集、音響賞)では、圧倒的に強いのは『西部戦線異状なし』と『トップガン マーヴェリック』です。

どちらも大迫力の作品ですので、要注目です!

歌系で言うと、主題歌賞は『RRR』が大本命です。

ゴールデングローブ賞に加えて前哨戦で圧倒的な戦績を残しています。

まとめ

今回の記事では、2023年第95回アカデミー賞のノミネート作品を紹介しました。

みなさんはどんな予想をしましたか?

各部門における受賞作品のみならず、アカデミー賞では受賞部門数も大きな注目を集めます。

ちなみに最多ノミネートは『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の11ノミネートとなります。

次いで『西部戦線異状なし』と『イニシェリン島の精霊』が9ノミネートとなっています。

やはりどの作品も有力候補であり、各部門において、どの作品が受賞してもおかしくありません。

だからこそワクワク感とドキドキ感を味わうことができるのだと思っています。

本記事で記載している予想は、これまでの映画賞などの受賞歴をもとに判断しておりますが、すべてが順当にいく年はありません。

予想しながらもサプライズを期待している自分もいます。

泣いても笑っても残り約2ヶ月です。

作品の公開とアカデミー賞の行方を楽しみにしながら、映画ライフを過ごしていきましょう。

 

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